EDの悩みを解消!
「いつもじゃない。いつもじゃないんだけど、たまに勃起しないことがある。いざというとき、ここぞというときに限って勃起しない。おいっ。勃てっ、勃ってくれっ、といくら焦っても逆効果。この気まぐれな息子をなんとか更生させたいんだがね」
「おれんとこのは、勃起はするんだけど、なんか頼りないんだよね。いまひとつシャキッとしてないっていうか。それに仕事してる途中で急にふっと力を抜きやがるときがある。あれ?ここで?おい、おまえ、また途中で放り出すのか!ああ、女の子の白けた眼差しがいやだ。この根性なしの息子に喝を入れてやりたい」
こんな悩みに苦しんでいるあなた。どうしてあなたの息子はあなたの言うことを聞いてくれないのでしょうか?
EDとは?
ED、昔はインポなんて言ってましたね。ただこのインポというのが「男性にとって屈辱的」という理由で、今はこのインポ、インポテンス、勃起不全、勃起障害のことをED(Erectile Dysfunction)と呼ぶようになりました。
いざ、というとき勃起しない。じつに屈辱的かつもったいない症状がEDというわけです。
まあでも、いざってとき急に勃たなくなる、なんてこと、男にはよくありますよね?酒を飲み過ぎた、デリヘル呼んだらものすごいのが来た、…で、たまたま勃起しなかった。
でもこういうのはEDとは呼びません。「EDの定義」というのがありまして、日本性機能学会(という真面目な学会があるんですね)によれば、「性交時に有効な勃起が得られないために満足な性交ができない状態が、75%以上の割合で起こる」となっています。
75%といえば4回に3回。4回セックスのチャンスがあって、でもそのうち3回は勃起しないからできない。その4回のセックスのチャンスをつくるのに、どれほどのエネルギーと時間と金を費やしたか。考えるともう泣くに泣けません。
EDといっても様々なレベルがあります。
EDと一言に言っても、その症状、レベルはさまざまです。
「まったくピクリとも勃起しないし性欲もあまり感じない。」
深刻な状態です。医者に行った方がいいでしょう。
「性欲はあるのに興奮しても勃起しない。」
切ない状態です。医者に行くか、バイアグラ、レビトラなどの医薬品を使用することをお勧めします。
「勃起はするが硬さが足りない(勃起が不十分)」
「勃起しても持続しない(中折れ)」
さて、問題はこのあたりの軽いEDです。
世界各国で行われた調査では成人男性の1割が「EDの自覚あり」との結果がでているんだそうです。日本でも成人男子1100万人が多かれ少なかれEDの自覚を持って生活していると推測されます。
軽いEDは、「ん?今日は何となく勃たないな」の延長線上にあって、その「今日はたまたま勃起しない」が、いつしか「今日もやっぱり勃起しない」に深刻化していく。いや~、怖いですねぇ。
あなたは大丈夫ですか?
EDの原因
EDはなぜ起こるのでしょうか。マイペニスはなぜ言うことを聞いてくれなくなってしまうのでしょう。なかには純粋に器官上の疾患(神経の損傷や血流不全等)で勃たなくなる方もおみえになります。まあそういった方は病院に行っていただくしかないでしょうね。しかし大多数のED患者は、様々な心因的、身体的要因が絡まって、EDの症状に陥っているわけです。
EDの原因を探れば、自ずとEDの予防法、EDの治療法も導き出されてきそうです。
EDの予防
勃起の敵がわかったら、自力で対処できるものはして、ED予防につとめましょう。「EDの原因」のうち、「ストレス」「生活習慣病」の方は努力次第でなんとか改善できそうです。
- メンタルなED予防1 「ストレスを溜め込まない」
- メンタルなED予防2 「女性を意識する」
- 生活面でのED予防1 「健康的な食生活」
- 生活面でのED予防2 「適度な運動をする」
- 生活面でのED予防3 「十分な睡眠、休養を取る」
- 生活面でのED予防4 「禁煙する」
- 勃起することを通してのED予防1 「一日一勃起を心がける」
- 勃起することを通してのED予防2 「セックスしつづける意志」
EDの治療
EDに陥ってしまった。おい勃てっ、勃つんだっ、マイペニスよっ!といくら虚空に吠えてもむなしいだけ、フニャチンはピクリともしません。
しかしEDは適切な治療なり処置を行えば改善可能なのです。もちろん深刻さのレベル、原因にもよりますが、多くの人の陥る硬さ不足、中折れ程度の勃起不全の症状であれば、場合によってはかなりインスタントな処置でもどうにかなることがあります。
ED治療は、基本的には泌尿器科の領分です。医者に相談するときは、お近くの泌尿器科に行ってみましょう。
医者に行くのはちょっと、という方のために、わりと手軽にできる対処法を以下にまとめてみました。参考にしてください。