風俗入門
世の中には二種類の男がいます。「風俗に行く人」「風俗に行かない人」の二種類です。
「風俗に行く人」は、風俗遊びが生活の一部になっている人が少なくありません。私もまたその一人で、生活費のなかに「毎週一回風俗に行くお金」が繰りこまれています。私はバツイチですが、結婚していた時も毎週一回は必ず週に一回は風俗に通っていました。
一方「風俗に行かない人」は、「風俗には一回も行ったことがない」という人が少なくありません。
風俗に行かない理由は人それぞれいろいろあると思います。金で性交渉を持つことに嫌悪感を感じている人もいるでしょう。風俗嬢に汚らわしさ、軽蔑感を抱いている人もいるでしょう。まあ、無理に風俗遊びをすることはありません。しかし、なかには、風俗に興味を持ちながら、「病気が不安」「どうやっても興奮できないような女の子が登場するんじゃないかと不安」「ぼられるんじゃないかと不安」「童貞なので不安」「短小なので不安」「早漏なので不安」「漠然と不安」というような理由で、二の足を踏んでいるという人もいるんじゃないでしょうか。
このページは「風俗に興味はあるんだけどなんとなく気後れして行けないでいる」という「風俗初心者」の人のために、「風俗の種類」から「風俗広告の正しい読み方」「風俗嬢の本音」までを説明するコーナーです。
風俗の種類
さて、風俗店と一言でいっても、その実態は多種多様、受けられるサービス内容も、価格も、そこで働く風俗嬢の傾向(まあ、これは一概には言えませんが)も、かなり幅の広いヴァリエーションが存在します。
まずざっくりと「合法」「非合法」に分けられます。「合法」「非合法」を見分ける方法はごく簡単で、風俗情報誌や大手ポータルサイトに広告が載っているお店は、まず「合法」だとみなしてもいいでしょう。
風俗店を取り締まる法律、「風営法」は何度か改正されていますが、何年か前の改正で、「非合法の風俗を広告した場合その広告媒体も取り締まりの対象になる」という項目が付け加えられました。つまり、警察に届け出をしていない風俗店(あ、風俗店の開業には警察の「生活安全化」に届け出をしないといけないんですよ)の広告を載せたら、その雑誌やウェブサイトまで取り締まりの対象になって罰金を科せられてしまうということになったわけです。
それ以降、そうした風俗の広告媒体は、広告を掲載する際、風俗店に申請書のコピーの提出を求めるようになりました。そうした経緯もあり、現在そうした情報誌や情報サイトに載っているようなお店は、そのほとんどが「合法店」といっていい状況になりました(「ほとんど」というのは、この業界やはりどこまでもグレーゾーンがつきまとうからです)。
このページで扱う風俗は、あくまでも「合法」風俗に限ります。
さて、「合法」「非合法」の違いでもっとも大きな区別は、「本番があるか」「本番がないか」ということになります。「合法」風俗には、本番=ペニスの膣への挿入が認められていません。ただここにもグレーゾーンがあって、風俗店の中でも「ソープランド」のみは「本番」が認められています。いや、正確には「公認されている」わけではありませんが、暗黙の了解で「ソープランド」では本番行為が認められているんですね。
だから、どうしても本番=ペニスの膣への挿入がしたいという人は、ソープランドに行けばいいのです。
ところで、私はさっきから「本番=ペニスの膣への挿入」という鬱陶しい表現をしていますが、これには訳があって、「膣ではなくアナルへの挿入ならばそれは本番行為ではない」という抜け道が、風俗業界にはあるんですね。風俗広告には女の子によっては「AF可」なんて記号が書かれている場合がありますが、この「AF」というのはアナルファックの略なんです。膣はダメだけどアナルならOKというのも歪んだ話ですが、まあ、現状の風俗業界はそんなことになっています。
では、以下に、風俗店にはどんなジャンルがあるのか、リストアップしてそれぞれ説明していきましょう。
- ソープランド
- ファッションヘルス(ヘルス)
- デリバリーヘルス(デリヘル)
- ホテルヘルス(ホテヘル)
- イメージクラブ(イメクラ)
- 性感ヘルス
- ピンクサロン(ピンサロ)
- メンズ・エステ(ヌキあり)
- オナニークラブ(オナクラ)
- SMクラブ
間違いのない風俗店選びのために
さて、無数にある風俗店。どんな店にどんな女の子がいてどんなことをしてくれるのか。自分は満足できるのか。まあ私の経験からいえば、かなりの無駄金を遣わないと風俗店を極めることはできないよということになるんですが、そうは言ってもできるだけ「外れ」は引きたくないのが人情というもの。風俗は決して安い遊びではありません。一カ月飯代をやりくりして何とかひねりだした二万円をドブに捨てるような体験はしたくないもの。ここでは、風俗情報の仕入れ方から、過大な風俗広告をどう読むかまで、その基本を解説します。
風俗嬢にだって好かれたい
こっちは金を払ってるんだ、おれを気持ちよくしろよ、という態度では、風俗嬢はけっして心のこもったサービスはしてくれません。
金銭を媒介したやりとりとはいっても、性交渉がコミュニケーションの一種であることは確か。風俗嬢に気に入られれば、結果、こちらも満足のいくサービスが受けられる可能性が高くなるわけです。
ここでは、風俗嬢に嫌われない、客としての最低限のマナーを説明します。いいお客さんになれば、風俗嬢の女の子はきっと貴方を気持ちよくしてくれます。