【上手な愛撫1】
上手な愛撫に定式はありません。
女の子によっても、「されたいこと」には大きな個人差があります。
ただ、共通して言えることは、いきなり激しい刺激を与えることはNG。ある種のプレイならいいんですが、そうじゃない場合、女性に不快感や恐怖感を与えることになってしまいます。
あくまでソフトタッチから始め、女の子の受け入れ態勢ができたところで、じょじょに強い刺激にボリュームアップしていくというのが鉄則です。
◆おっぱいへの愛撫
セックスといえば「キスして、おっぱいを揉んで、性器を挿入することでしょ」と思ってる男性は多いんじゃないでしょうか?
おっぱい星人という宇宙人もいるほど、男にとって女性のおっぱいは欲望の対象として定番の個所ですよね。
でも、おどろくなかれ、女性にとっておっぱいへの愛撫は、よほど上手にされないとたいして感じないらしいのです。
というのも、おっぱいといえば脂肪の塊。
じつはあの膨らみ自体は性感帯ではありません。
おっぱいで性感帯といえば、乳首だけ。
つまり、おっぱいをいかにこねくりまわしても、別にそれ自体では女性は気持ちよくはなってくれないということです。
ただ、おっぱい周辺、アンダーバストのあたりと、脇と胸の間のぽちっとした膨らみは性感帯なので、乳首と胸周辺を合わせて、うまく刺激してあげることで、女性の快感は高まっていきます。
おっぱいの正しい愛撫の仕方は、「揉みしだく」ではありません。
5本の指先を使い、アンダーバストから乳頭、脇とおっぱいの間の個所を、波状の動きで刺激してあげるのがいいんです。
◆背中への愛撫
キスのところで、指先での背中への愛撫が意外にキクという話をしました。
背中はじつのところ、おっぱいより強い性感帯なのです。
背中への愛撫は、脱がせない状態でも、服の上からでも、裸にするのと同じような効果が得られます。
指先で、背中の中央辺りから、お尻にかけて、ツツツツツとなぞってあげてください。
ぞぞッとした悪寒ときわどい快感が走ること請け合いです。
◆お尻
おっぱいと同じく、お尻も脂肪の塊。お尻に欲情する男性は多いと思いますが、おっぱいをもしだくのがNGなのといっしょで、お尻をわしづかみにする、なんてことをされても、女性は痛いだけでちっとも気持ち良くありません。
特に、お尻については、恥ずかしいという感覚をもっている女性が多いようで、あまり激しいことをすると、腹を立ててしまう女の子もいます。
お尻を愛撫する時は、女性の恥の感覚を逆手にとって、むしろ「恥ずかしいのがいい」という状態に導いてあげなければなりません。
これはかなり上級者向けのやり方といえるでしょう。
初心者にはお勧めできません。
お尻は、さらっと流して進むのがベターかもしれませんね。