【体位2】
さて、今回と次回の二回で、代表的な体位について解説していきましょう。
■正常位
まずは正常位。「正常」なんて付いてますが、動物はほとんど後背位ですから、人間も動物の一種とすれば、この向き合ってのセックスは、かなり「異常」な体位だと言えます。
二足歩行をする動物である人間の腰の位置があってこそのこの体位。
ともあれ、お互いの顔を見つめあっての体位ですから、これはやはりキング・オブ・体位といってもいいでしょう。
ＡＶなんかでも、フィニッシュは正常位で、って作品が多いですよね。
さて、ただ、ＡＶの悪影響で、正常位でのピストン運動は、とにかく激しく、なんて勘違いしている男も多いようです。
違うんですよ。
正常位では、ピストン運動は、できるだけソフトに、ゆっくりと出し入れする。
焦ってはいけません。
ゆったりと、女性を可愛がってあげるという感覚で出し入れするのが重要です。
このゆったりしたピストンを持続することで、女性は徐々にピークに達していきます。
ピーク近くになって、ようやく激しいピストンが快感に変わるのです。
さて、ピーク近くになったら、上半身を起こして、女性の腰をすこし持ち上げてみましょう。
腕の力に自信のない人は、まくらやざぶとんを、女性の腰の下に置いてみてもいいでしょう。
つまり、そうやってすこし女性の腰を浮かすわけです。
こうすると、膣のかなり奥までペニスを挿入することが可能になります。
ゆったりしたストロークで、女性をトロトロにして、その後、激しいピストン運動、最後に腰を浮かせてディープな挿入。
これが、女性をいかせるための正しい正常位のやり方です。
■後背位
さて、正常位とくれば、次は後背位、バックでしょう。
さて、バックは、好きな女性と嫌いな女性に分かれるようです。
セックス経験豊富で、いわゆるポルチオ性感帯（子宮の入り口にある性感帯）が開発されている女の子は、バック好きの傾向があります。
こういった子は、バックでイキやすいわけです。
女の子が胸をベッドにつけて、お尻を高く上げる、チャストニー体位が、こうしたバック好きの女の子には、一番人気の体位です。
このお尻を高くつきあげる、という体勢をとることで、ペニスがポルチオ性感帯に届きやすくなるわけです。
これでたいていは、セックス好きの女の子を、オーガズムに導くことができます。
自分が経験が薄いと、ヤリマンの女の子と勝負するのは、ちょっと引いてしまうものですが、性感が開発された女の子は、コツさえつかめば、オーガズムに導くことが容易なもの。
女の子の気持ちよさそうな表情、たまんないって声音を聞くと、独りよがりでイクのとはまた違う満足感、快楽が得られますよ。
■屈曲位
女の子の両足を持ちあげ、肩に乗せて挿入する体位です。
これも、女の子の膣深くまで挿入できるディープな体位ですね。
やってみると案外しんどくて、長時間は無理ですが（ま、体力ないおっさんですからね）、正常位で女の子が極まってきた、ここぞ、というところで使うとディープな快感が得られる体位です。
あと、私みたいな脚フェチにとっては、挿入しながら、脚を舐めたり、愛でたりできる、というのが、この体位の醍醐味でしょうか。