【上手なクンニ2】
◆クンニリングスの手順
クリトリスはとても敏感な部分です。いきなり強い刺激を与えることは避けましょう。まず太ももから膣周辺にかけて、舌を這わせます。
いわゆる「焦らし効果」を与えるのです。
ところで、よく膣のビラビラの部分をベロベロ舐める男性がいるようですが、膣のビラビラはじつはまったく性感帯ではなく、ぜんぜん気持ち良くありません。
ここを舐めるときは、あくまでも「焦らし効果」を期待してのことになります。
焦らしですから、次に中心部に行くよ、というメッセージを含みながら、演出するかっこうになります。
一定のリズム・速度を保ちつつ、たっぷり焦らしてから、中心部、クリトリスと膣に攻め込んでください。
◆陰毛
さて、陰毛にかぎらず、毛というのは、軽く引っ張ったり、撫でてあげたりすると、かすかなしびれのような快感が走るものです。
それ自身は軽微な快感ですが、愛撫というのはすべて組合せの妙です。クリトリスへの強烈な刺激と組み合わせて、女性を思うままに操ってあげましょう。
◆膣内の愛撫
舌を使っての膣内の愛撫は、「ピストン運動」と「単純な舌愛撫」に分けられます。
舌をペニスに見立てて、出し入れで快感を与えようとするのが「ピストン愛撫」。
これは、じっさいにやってみればわかりますが、たいへん疲れます。
単純な舌愛撫と組み合わせて、疲労の極に達しないよう、セーブする必要があります。
膣内に限らず、だいたいオーラルセックスってのは、そもそも疲れるものなんですね。風俗嬢がフェラを嫌うのは、単に「疲れるから」という理由がもっとも多いみたいです。
フェラで射精に導くことが至難の業であるのと同じく、クンニで絶頂に導くのもじつは至難の業なんですね。
よほど体力&スキルがないと、難しいでしょう。
◆性病に注意
さて、最後に、性感染症、いわゆる性病についてですが、残念ながらクンニリングスは、性病になりやすいプレイだといえます。
何しろ、粘膜と口腔を接触させるわけですから、危険度は普通のプレイの比ではありません。
遊びのセックスではクンニは控えた方がいいかもしれません。
特に風俗でクンニすると、かなりの確率でクラミジアに感染する恐れがあります。
キスやフェラを通しても性感染症は起こり得ますが、とりわけクンニはそのリスクが高いと心得ておいた方がいいでしょうね。