【体位3】
さて、体位について、最後の回になりました。今回は騎乗位、座位を取り上げてみましょう。
■騎乗位
お相撲さんなんかはいつも騎乗位という話も聞きます。
ま、あんなのに乗っかられたら女の子はたまったもんじゃありませんからね。
じっさいそうなんでしょう。
いや、おかみさんたちは、みんな上に乗って腰振ってんのかなぁ、と妄想が膨らむ話です。
さて、この騎乗位。
男にとっては、とても楽な体位ですね。
寝っ転がってればいいわけですから。
でも、ただ寝っ転がってるだけじゃ、一生懸命な女の子に申し訳ありません。
下から、腰をもって手伝ってあげたり、胸を揉んであげたり、いっしょに参加してあげることが大切です。
そして、この騎乗位、セックスに慣れていない女の子には、どう腰を動かしていいかがよくわからず、なんとなくぎこちなくなってしまうようです。
そもそも騎乗位で、腰を上下に動かすのは、慣れない女性にとってはかなりしんどいようです。
慣れないうちは、上下ではなく、前後に腰をスライドさせるように動かしてもらうとよいでしょう。
こうすると、女性もクリトリスがこすれて気持ちが良く、騎乗位好きになってくれるやもしれません。
騎乗位は、女性が上になるという、精神的にちょっとマゾっ気のある男にとっては、とてもそそる体位。
女性も、攻められるだけじゃなく、攻めているのを実感できる体位です。
この攻守逆転の体位は、いちど覚えると、それまでの単調な役割を転換する意味合いも持っていて、お互いに倒錯的な興奮を味わうこともできるということですね。
■座位
対面座位はお互いが向き合い、座った状態でペニスを挿入、ピストン運動をする体位のことです。
お互いが向き合う対面座位は、愛情度の高い燃える体位として、女性から人気があるようですね。
やり方は、男性はあぐらをかくか、両脚をそのまま伸ばします。
イスに座っている場合は、そのままの姿勢で結構ですが、脚をVの字に開きます。
女性が上に乗りますが、なるべく女性が脚を立てたしゃがむような体勢は避けましょう。。
騎乗位でもそうですが、脚の筋肉だけ垂直に動くのは体力的にかなりキツイです。
座位の場合、男性や女性が脚を立てると、ペニスの当たり方が変わるので、ここらへんは女性と一緒に微調整すると良いでしょう。
対面座位では、女性が自由に動けるので気持ちよくなりやすいです。
また、お互いの顔が見える状態なのでどきどき感が高まりやすい体位です。
正常位と同じですが、正常位の場合、攻めるのは一方的に男性、女性は完全な受け身になります。
座位の場合、これがお互いに快感を高めあっている、という協同作業意識が生まれやすくなります。
それに、これを覚えるともうひとついい点は、寝かせるというSTEPなしでセックスが実現できること。
キスからはじまり、座ったまま挿入。
女性も抵抗なく、セックスに移行できるということで、長いつきあいでも、セックスレスになりにくいということが言えるかもしれません。