【帰り際に】
さて、風俗遊びで、つねに100％の満足を得られる、という人はきっと皆無であるはずです。
まずじぶんの体調の問題がある。もうビンビンに漲った状態で「今やりたい！一刻も早く放出したい！ナウ！！！」と風俗店に入るのと、「なんか退屈っていうか、さみしいっていうか。べつに溜まってるわけじゃないけど、ちょっとひと肌恋しいっていうか」ってモヤモヤした感じを解消しようと風俗に入るのとでは、たとえ同じサービスを受けたとしても事後の感想はまるっきり違ってきます。
私の体験では、「なんかモヤモヤした感じ」は、風俗で解消するのは難しいように思います。どちらかというと、「ナウ！！！！！」状態が強ければ強いほど、風俗満足度は高くなるようです。風俗遊びってのは、しょせん「いかに気持ちのいい射精を味わうことができるか」ということに尽きる、というのが、長年風俗通いをしてきた私の結論です。
そして、気持ちのいい射精を味わうためには、空腹が最大の調味料であるのと同じく、いわゆる「溜まってる状態」が最高の呼び水となるのです。
そうは言っても、年を取ってくると、若い頃のように切羽詰まった状態には、なかなか訪れません。その切羽詰まった状態を作るために、私などは、日々精力剤の人体実験にいそしんでいるというわけです。
精力剤と一口に言っても、いろいろカテゴリーがあるのですが、私が望んでいるのは、あくまでも「ナウ！！！！！！！」状態のクリエイト。バイアグラのような「即物的に勃起しますよ」という「お薬」ではなく、漢方系の、どちらかといえば「健康食品」として売られている精力剤の類が狙い目です。
精力剤だけでなく、食べ物にも気をつけてますよ。食べ物は、人それぞれ相性があると思うのですが、私の場合、山芋、川魚、ニンニクが合っているようです。
・・・ええと、話がかなりズレてしまいました（笑）
このエポック、「風俗の帰り際に」ってタイトルでしたね。
風俗の帰り際、ほとんどの場合は、１００％の満足が得られているわけではない。それは、今書いたような自分の体調の問題もあるし、風俗嬢のサービスの質の問題もあるでしょう。しかし、けっして安くない金を支払って、不満ばかりを残してしまっては、これは何とももったいない話です。
風俗ライフを楽しむには、「不満はあってあたりまえ」という割り切りが大切です。むしろ、「不満を楽しむ」という粋な心持を持てるかどうかが、風俗ライフを楽しむポイントといってもいいでしょう。
終わりよければすべてよし、と言います。例えば、サービスの悪い風俗嬢がいたとして、「客をなんだと思ってるんだ！死ね、屑女！！」と悪態をついて帰ったとして、その風俗嬢が心を改めて誠心誠意のサービスに励むようになる確率は、ほぼゼロです。サービスの悪い風俗嬢にも「気持ちよかったわ。ありがとう」くらいの社交辞令を言うくらいの余裕は欲しいですね。