【中国製精力剤は危険?(2)】
さて、前回の続き、「中国、漢方精力剤の危険性」について書かれたサイトのご紹介です。
http://www.dogcircle.net/
前回、中国製の精力剤として、即効性を謳っている「似非バイアグラ」というべき精力剤には要注意という部分をご紹介しました。
このサイトでは、それだけでなく、そもそも漢方=安全という考え方が誤っている、と説いています。
「副作用がないとも言われる漢方。
しかし実際には服用することで健康上にさまざまな問題が発生することも少なくありません。
もともと漢方には毒性を持った材料が使用されていることも多いため、体質に合わなかったり、服用する量を間違えた場合にはトラブルに見舞われることもあります。
もともと漢方は店頭で、専門家のアドバイスを受けながら正しく服用するのが一般的でした。
しかしネット通販の普及によってその形が崩れ、好きなものを好きなだけ購入して好きなときに服用するという形ができあがってしまいました。
とくに精力剤として漢方を使用する場合、人に相談もできずに自分の判断で行ってしまうケースが多いもの。
精力回復のために漢方を使用する場合は医師や専門家の意見をしっかり聞いた上で服用することが不可欠となるでしょう。」
医薬品はそもそもネットでは買えないことになっていますが、健康食品というカテゴリーでも本来は専門家のアドバイスで買った方がベターなのはいうまでもありません。
私は名古屋在住なので、よく近所にある「あかひげ薬局」を利用しています。
店舗で薬剤師の人やスタッフと話した経験に基づき、ネットで買い物をしているんですが、そういった専門家のアドバイス無しに、ネット通販の煽り文句につられて動くのは危険ということでしょう。
じっさい、漢方にはどんな副作用があるというのでしょうか?
「漢方にもさまざまな副作用や健康への悪影響が知られているのです。
まず生薬アレルギー。
漢方薬にアレルギー反応が生じる体質の人もいます。
漢方薬を服用する人が増加していることで生薬アレルギーの報告例も増えているといわれています。
また胃腸が弱っている人の場合、吐き気や消化不良、胸やけといった症状が出ます。
注意が必要なのは高血圧をもたらす漢方もあること。
とくに精力剤として売り出されている漢方ではこのリスクが高く、注意が必要となっています。
よく知られた朝鮮人参などは高血圧や心臓に問題を抱えている人が使用すると深刻な健康被害がもたらされるケースがあります。
また精力剤の場合は服用する量を間違えると効果が現れすぎたり、めまいに襲われることもあります。
このように、漢方といってもさまざまなリスクがあります。
天然由来の薬だから安全という考え方は捨てた方がいいでしょう。」
ふうむ。
まあ、あまり神経質になる必要はないとは思うんですが、問題はやはり成分の質の良しあしと、適度な分量かどうか、って点でしょうね。
「中国における問題点というのは、イミテーションの商品が多すぎるという点です。
総量の8割はイミテーションといわれているくらいなのです。
しかもパッと見ただけではかなりの専門家でも区別がつかないくらい巧妙につくられているのです。
中に含まれている成分も同じであればいいのですが、そこのところはかなり劣っていることもしばしばです。
ですから効果がないどころか副作用の危険性もあるのです。
中国では、中に含まれている成分についてかなりいい加減なところもあるのが問題点です。
漢方薬といわれると、天然由来の成分が配合されているというイメージがあります。
ですから服用しても副作用などの不都合が生じることはないだろうと思いがちです。
ところがなかには副作用を伴うような成分が配合されている商品も多数あり、それらが「安全な漢方薬」という名前で出回っている現実があります。
ですから購入するときには相当な注意が必要なのです。」
結論。
精力剤はやはり信頼のおける国産が一番。
そういうことのようです。