【SM&FetishBARアッシュ】
SMってどうですか?
興味あります?
そんな風に聞くと、一部の女の子は「ううん、やったことないけど。ま、でも興味がなくはないかも」
と曖昧でライトな答えを返してくれます。
これは、一時期の村上龍や山田詠美なんかが小説やエッセイで「啓蒙」してくれた効果だと思うんですが、SMプレイが「気色の悪いド変態の狂宴」という位置づけではなく、ある種「スタイリッシュな趣味嗜好」という位置づけになってるからでしょう。
ま、とはいうものの、そういう子に、
「じゃ、ちょっと、おれの亀頭に針さしてくれない?」とか、
「浣腸してくれない?」とか、
そういう願望をぶつけても、簡単にうなづいてくれはしません。
なんでもそうですが、いきなりはいけません。
普通のセックスにだって前戯は必要です。
いきなり挿入したら痛い。
SMとなればなおさらです。
「じゃあさ、ちょっとおもしろいSMショーやってるバーがあるんだ。ちょっと行ってみない?」
そんな提案なら、これはもう受け入れられる確度は一気に高まります。
いや、SMに興味がないという女の子だって、好奇心で「行く!」という女の子は多いでしょうね。
そんなわけで、行ってきました。
相手は素人の女の子。
典型的な「村上龍ファン」。
ということで、「スタイリッシュなプレイ」を堪能しようと、SM&FetishBARアッシュに行ってきました。
http://www.the-h.info/Html/index.htm
金、土の営業で、時間は20時~24時。
料金は男2時間8000円、女2時間4000円。
ふたりで12000円というお手軽さ。
で、SMショーが見られちゃいます。
クオリティはかなり高かったです。
それにやっぱりこうしたショーってのは人を高揚させる効果を確実に持ってますよね。
その後、ふたりで別のバーに流れ込んで、当然ながら、熱いSM談義になります。
SMは男女の究極のコミュニケーションの形である。
愛の究極がSMである。
そういう話です。
必然的に流れは、「いちど試してみる?」ということになります。
これ、おもしろいんですけどね、SMのパートナーって、恋愛とは別の回路で成立するんで、自分の人生とは切り離したところで関係が成り立っちゃうんですよね。
だから、本来かための女の子でも、SMプレイのパートナーにならない?という提案には乗ってきてくれるケースが多いんです。
ま、彼女が初めての場合、いきなりのハードなプレイはNGです。
焦点となるのは、「どんな女の子の中にもあるM性に目覚めさせてあげること」。
M性ってのがミソで、SMプレイにおけるSってのはあくまでも従なんですよね。
まずふたりがMの心性を理解して、どちらかがS役をする。
Mが主体なんです。
女王様ってのも、Mありきの女王様ですから。
MはSもこなせますが、純粋なSの人ってのは、Mの気持がわからないので、SMプレイには向きません。
M性に目覚めさせる手法は人それぞれですが、まあ、目隠し、拘束から入るのがスタンダードでしょうね。
目隠し、拘束。
これ、べつにSMプレイじゃなくても、カップルの前戯でも取り入れ可能ですが、SMとなると、ここからがスタート地点です。
視覚を奪われ、手足の自由が奪われると、それだけで女の子には「相手の為すがままの私」という軽い酩酊状態が訪れます。
それから異物感を与える。
具体的には予告なしに体中にローションを塗りたくる。
ローションが潤滑材になりますから、これも予告なしにバイブを挿入する。
ふいに抜く。
十数秒放置。
ま、こうした、「不意の刺激を与え続けること」で、「相手の為すがまま」感はいよいよ高まっていき、普通では味わえない境地へと女の子を連れて行ってあげることができます。
すっごく簡単ですよね。
ま、簡単なんです、じっさい。
女の子がある境地に行ったな、と判断できたら、私は、女の子にオナニーしてもらいます。
普通の女の子ってオナニーを見られるのにすっごく抵抗が強いんですよ。
それをブレークしてもらうんですね。
オナニーしてるのを見ながら、自分もオナニーします。
自分がオナニーしていることを、女の子に伝えると、女の子の興奮もより高まり、最初は息が荒いだけだったのが、じょじょに声を発し始めます。
このタイミングで、女の子に「恥ずかしいコトバ」を強制します。
「○○○気持ちいい」って言ってみな、という、アレです。
「もっと大きい声で!」
「十回言うんだ!」
と、この辺りで、本格的なSMプレイに、ごく自然な流れで入って行っています。
準備は整いました。
快楽と痛みが紙一重、すぐに相互転換できるものだということが、いまや彼女は体で分かるようになりかけています。
といって、いきなり強い刺激はNG。
あくまでもゆっくりゆっくり歩を進めていきましょう。
わりと、受け入れられやすいのが蝋燭の蝋を垂らすという、アレ。
それも、ローターとかバイブで普通にアクメにいざなっておいて、アクメの寸前で熱を与えるのがベストタイミングです。
あついっ=いくっ。
っていうタイミングです。
ちなみに、SM用の蝋燭って、普通の蝋燭より、熱が低いんですよ。初心者にはSM用の蝋燭をお奨めします。
それから、次に受け入れやすいのは、鞭。
これ、一本鞭は、そうとう熟練してないと事故を起こすんで、ベン鞭っていう、先がきしめんの束みたいになった奴あるでしょ。
あれ、音は派手なんですけど、力が分散するんで、痛みは大したことがない。
ま、ハリせんみたいなもんですね。
あれを使うことをお奨めします。
さて、初心者のフィニッシュはどのあたりに置くべきでしょうか。
私はアナルの開発あたりが一番いいんじゃないかと思います。
「力を抜いて」みたいな、なんだか出産に立ち会った夫婦みたいな、変な絆も生まれますし。
初回はその辺りまでが妥当なところじゃないでしょうか。