【プロアンセノルズ】
さて、前回、松の樹皮が気になってるってレポートを書きました。
今回も、その松の樹皮がメインで含まれる健康食品にトライです。
今回試してみたのは、ライフプラス社の「プロアンセノルズ」。
「ライフプラス社は、マスケリエ博士のINC社、ベルケム社との共同研究開発と、独自の配合基材ファイトザイム(PhytoZyme ライフプラスの商標)により、生物学的利用能(バイオアベイラビリティー)100%、100%残留物なしの特性を実現した「リアルOPC」の開発に成功しました。「プロアンセノルズ」はライフプラス社の最も人気のある主力製品の1つです。」とあります。
…すごく分かりづらい(笑)
他社製品と比較してくれとばかりに、成分比較表が載っています。
詳しくはページを見て頂くとして、なんやら、モノはいいらしい。
「一ヶ月分ではなんと3倍もの価格差です。マスケリエ博士の正式なコメントによると体重50キロにつき最低1日100mgのOPC(フラバンジェノール)が必要です。ストレス社会と食べ物の問題を考慮すると理想摂取量は150mgから200mgとされています。
サプリメント、健康食品として日本でも小売販売されていますが、なんと1ヶ月分3万円以上で売られている物もあります。実に5倍以上です。」
ああ、これ、健康食品を使うときの注意点だったりするんですけど、その体にいいとされる成分は、どれだけの量を摂れば、気休めじゃなく本当に体にいいのか、ってことです。
野菜を摂らなきゃ、って、コンビニでミニサラダを食ったとして、本当にそんな分量の野菜が、なんらかの良い効果を発揮するのだろうか。
食わないよりマシ?
いやいや、ある量以下なら、「食わなくても同じ」。
じゃあ、逆に食わない方がマシなんじゃないでしょうか。コストもかからないし。
で、ええと、健康食品にも、○○配合とかね、よく書かれてますけど、ちゃんと効くだけの分量が入ってるのか。
そこが重要なわけです。
この広告は、その量をあえて訴求してるんで、品質には自信があるってことなんでしょう。
HPのつくりは、ほんと、品質重視のようで、とにかく記述が硬い。
成分の説明のところでも、
「プロアンセノルズに含まれるOPCs(オリゴメリックプロアントシアニジン)は、ジャックマスケリエ博士の許可の基に製造された本物のOPCです。
最近、OPCを謳ったサプリをよく見かけるようになりましたが、OPCは抽出技術が難しく、マスケリエ博士の特許技術で抽出していないものは、ただの松樹皮エキス、グレープシードエキスとまで言われています。
(※一般に購入可能な製品の中では最も純粋で、最も信頼性の高いOPCが含まれてているため、他社のOPC製品と比較される基準となっています。)
ライフプラス社は消費者に安心していただくために以下のような証明書を発行しております。プロアンセノルズはマスケリエ博士が世界に先駆けて開発した手法により抽出された本物のOPCsを手にすることができる商品です。
当製品共同証明書はライフプラスインターナショナル社が製造、販売するプロアンセノルズ(Proanthenols R)等に含まれるオリゴメリックプロアントシアニジン(OPCs)が本物であることを証明するものです。この本物のOPCs TMはフランスのボルドー大学において、ジャック・マスケリエ博士が初めて分離に成功したものです。この本物のOPCsはオランダLoosdrecht市のインターナショナル・ニュートリショナル・カンパニー(以下INC社)のトレードマーク、マスケリエズ・オリジナルOPC(Masquelier's Original OPCs)として、アメリカをはじめ世界各国で販売されています。
ライフプラスの製品に含まれる本物のマスケリエズ・オリジナルOPCの、米国特許第4,698,360号の期間は終了いたしましたが、Berkem S.A.(ベルケム社)により国際標準化機構(ISO-9002)から資格を得てINC社に提供しています。ベルケム社はフランス保険省からの許可を受け、最高品質のOPCを製造しています。生産にあたってはマスケリエ博士による抽出方法(フランス特許取得済み)を基に、ベルケム研究所でさらに大量に生産できるように開発された最先端の技術を使用しています。ライフプラス社の使用する本物のOPCエキスは、100%の体内吸収率、100%残留物なしの特性を持つエキスであり、50年にわたる臨床研究と世界各国において使用に供されている事実から、人体に有益である事が実証されています。
< 当製品共同証明者の署名 >
ベルケム社 社長 Lucien Fahy(ルシエン・ファヒー)
ベルケム社 技術・品質担当取締役 Dr. Jean Nkiliza(ジーン・ニックリーザ博士)
ライフプラスインターナショナル社 社長 J. Robert Lemon,R,Ph.(J. ロバート・レモン)
ライフプラスインターナショナル社 行政副社長 Timothy A. Nolan(ティモシー A. ノーラン)
INC社 社長 Bert Schwitters(バート・シュウィッタース)
INC社 名誉博士 Doctor Jack Masquelier(ジャック・マスケリエ博士)」ということで、このなんちゃらいう博士の証明書が表示されています。
抽出にコツがある!ってことなんでしょうね。
全体から伝わってくる「ホンモノ感」。
値段も、240粒10700円と、精力剤基準で考えれば、けっして高額ではありません。
松の樹皮を使った健康食品としては「ホンモノ」であるという信憑性は感じられます。
さて、問題は「効くかどうか」。
それも、精力剤として効くかどうかです。
精力剤として効くようなら、松の樹皮それ自体が精力増進効果を持っているということになります。
しかし、これが精力剤としてはイマイチということであれば、松の樹皮“だけ”では精力増進効果が薄い、という結論になる。
成分のラインナップのなかのひとつとして、いわばチームの一員として活躍するタイプの成分ということになりそうです。
【体験談】
3日間飲み続けましたが、目立った変化はありません。
前回とだいぶ違います。
何に効いているのか、いまひとつ曖昧な感じが続きます。
内側から突き上げる感が薄かったので、いざそういうモードになった時はどうなのか?を検証するために、とりあえずヘルスに行ってみました。
最近、集中して利用している名古屋駅西のウェストコム。
http://west.e-gekai.jp/index2.html
今回もりおんちゃんを指名。
3度目の指名。
相当はまってます。
ちょっと馴染みになってきつつある。
さて、それで効き目ですが、ううんどうだろ?って感じ。
そもそもこれ、精力剤として売られているものじゃありませんが、それにしてはなんかちょっとモヤモヤしてるかな?という感じです。
かなり微妙な表現で申し訳ないです。
ただ、健康食品として利用するならかなりいいんじゃないでしょうか。
りおんちゃんが三度目だったので、さすがにちょっと飽き気味ってことかもしれません。
やっぱり松の樹皮、精力剤として設計されていないと、効果も十分には得られないということなのかもしれません。