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【グレートアント】

蟻ってのは、精力剤の原材料としてよく聞きますよね。メジャーな成分です。
「蟻 精力剤」ってググると、けっこうたくさんの製品が出てきます。
トップに出てくるのがあかひげ薬局。

ん?あかひげ薬局に蟻を主成分にした精力剤なんてあったっけ?
蟻が成分に入っている精力剤、と。
と、さがしてみると、いや、もろに「蟻(アリ)」って精力剤がありました(笑)
http://shop.akahige.co.jp/shopdetail/002000000028/order/

説明文をコピペすると、
「「蟻を食べる動物は力が強い」という事実から、蟻にはすごいエネルギーがあると考えられてきました。古来より中国では持久力に秀でた蟻の恵みに注目して、医食同源の考えから精の補給源として愛されてきました。その中でも「擬黒多刺蟻」という1種類が珍重され、現在は食用蟻の代表として高い評価を受けています。」

へえ。
「蟻を食べる動物は力が強い」なんて着眼がすごいですよね。
精力剤を開発してきた人びとの鋭い観察眼っていうか、粘着質な探究心っていうか、とにかく脱帽ものです。
今回はあかひげでは買いません。

次に入ったサイトにあったのが「蟻力神 イーリーシン」。
蟻のうんちくがたっぷり載っていました。

まず「食用としての蟻」についてのうんちく。
「中国では、3000年も前から蟻を食べていた歴史があります。かつて私たちの祖先は生活の中で熊、センザンコウなどの大きな動物がたくさんの蟻を食べて強壮の源としていることを発見しました。そして自分たちも蟻を食べ始めました。これについて述べられている最古の文献は、<周礼.天宮>と<礼記.内則>です。
当時蟻は皇宮貴族だけが食べられる高級食物でした。唐の時代後、 蟻食の習慣は少しずつ民間にも普及しました。そして現在までの何千年もの間、蟻を食べる習慣、蟻を滋養強壮の糧とする習慣はずっとわが国の民間に伝承されています。
現在、わが国の西南地区の少数民族はやはり蟻、蟻の卵などを料理にしてお客様にもてなす習慣があります。海外でもアジア、アフリカ、ヨーロッパ他多くの国々の人々が蟻を食物としています。蟻を主な材料とした料理や、ケーキ、酒、清涼飲料及び高級栄養食品などいろいろな物があります。ある国では蟻食品が重要な産業として生産されています。
メキシコ国立大学生物学院の教授は、「今後人口が激増していく中で、蟻等の昆虫は人類の食糧不足を解決する1つの手段となるでしょう」と語っています。蟻を食べることは、老化防止にも著しい効果を発揮します。例えば黒龍江小興安嶺に住む紅星農場の97歳の閻中山さんは今でも耳がよく聞こえ、視力も良く、思考もはっきりし歯も丈夫で常に家事を自分で行っています。インタビューで閻さんは次のように語りました。「私がこのように長寿に恵まれているのは、蟻を食べているからです。蟻を食べ始めてから毎日元気いっぱいでたくさん仕事をしても疲れません。64歳の時に息子も生まれ、73歳の時には新しい歯が生えてきました。」世界の蟻を食べる習慣のある国や地域では昔からこの閻さんのような長寿の老人が非常に多いことが知られています。」

そうかセンザンコウか。
って、なにが「そうか」なのか、わかりませんが(笑)

で、効能についてのうんちく。
「中国の伝統医学では以前から虫薬を利用して性的不能を治してきた歴史があります。虫薬とは腎臓の活力を増強する効能のある虫のことです。蟻はその中の1つです。虫薬はなぜこのような効能があるのでしょうか。
蟻は食用とする時、美味しいしレモンのような酸味があります。その有機化学成分中には豊富なアミノ酸類が含まれています。これらはホルモンを形成する原料となります。そして他にも様々なビタミンとミネラルを含んでいます。例えば亜鉛、マンガン、セレン、銅、マグネシウム、燐などです。蟻はATPに加え、ACTHホルモンを含んでいます。実験では1本の蟻の刺腺を試験用マウスの体に注射した後、6単位のACTHが増加しました。慢性的な病気の場合、どんな病気でもATPを消耗します。ATPが不足すると、精神が低下し、脳垂体、甲状腺など内分泌功能が影響を受け、性機能に障害が出てきます。また、ACTHの不足は脳機能に影響し、これにより性機能も障害を引き起こします。ですから蟻は性機能調節に明らかなる効果を発揮します。
この他に、蟻の体内に含まれる亜鉛などのミネラル及び多種類のビタミンも人体にとって必要不可欠なものです。栄養学によると、亜鉛含有量が高い食物は中高年の人の性機能を促進すると言われています。
蟻力神は特殊栄養食品です。食物で体のバランスを調節することの一番大きなメリットは、薬と食品の2つの効能が一体になり、食品の美味しさを味わいつつ性機能を改善する効果が得られることです。蟻力神は遼寧省食品監督検査試験所の検査試験を通し、性機能を増強し、精力を高める成分を含んでいると証明されました。科学的実験によると、これらの成分は犬の精液分泌を促進する結果が出ています。また、交配力を高め、実験用マウスの前列腺と精嚢の重量が増加したことが確認されました。以上の実験は、この漢方医学による虫薬で十分に性的不能を治す効果があることを証明しています。」

ええと、ま、これも買いません。
今回買うのは、その名も、グレートアント。直訳すると「偉大な蟻」(笑)
ま、「名前買い」です。
なんか、だんだん判断基準が適当になってきました。
しかし、けっきょくのところ、精力剤なんて実際に試してみないとその効果のほどはわからないんですから、買う段階では、適当でいいんすよ(-。-)y-゜゜゜

商品情報

ええと、けっこう長ったらしいテキストの載ったランディングページなんですけどね。
http://yaaai.web.fc2.com/

その一章に「グレートアントの伝説」って小見出しがありました。
「伝説」って(笑)
ちょっと中をのぞいてみます。
「●【 グレートアント 】は、日々エネルギッシュ、健康的で活力に満ちた充実した人生を送るための理想的な健康食品です。
●【 グレートアント 】は、中国の古代王朝の周(紀元前1100年頃)で武王が不老長寿の秘薬として珍重したという伝説がある、幻の食用アリです。
●中国では昔からアリを食べると元気が出ると言われており、広西省の少数民族の中には今でも【 グレートアント】を賓客接待用の貴重な食材として用いています。
●蟻は地球上歴史が一番長い動物の一つです。恐竜が絶滅しましたが、蟻は強い生命力をもって今まで生存してきました。3000年前、唐の時代に有名な漢方薬の古典「経史証類本草」には、蟻の効能効果を短く記載していますが、明の時代の「本草綱目」と清の時代の「本草綱目拾遺」は、蟻と蟻の卵の効能を詳しく記しています。
また、アメリカ、旧ソ連、オーストラリア、カザフスタンなど、いろいろな国の記載によると昔から蟻を食べて長生きした人が多いと知られています。蟻は各種炎症を治療する薬に使われていたそうです。蟻は地球上一番平凡で一番小さい動物であり、その種類は、1万とも2万ともいわれており、中国で確認されている蟻の種類は約260種、そのうち食用として使われるのは十数種類です。
●蟻は自分の体重の400倍もの物を持ち上げ、1700倍もの重量物を引っ張るという凄いパワーのある体力の不思議さがあります。中国古代から、「蟻を食べる動物は力が強い」といったことから、凄いエネルギーを持っていると考えられてきました。
●中国では古来,蟻は長効と言われ愛されて来ました。(長効とは、長く飲む程に効果が出るという意味)蟻の種類は世界で1万とも2万とも言われています。中国では2百数十種類の蟻が確認され、食用として使われているのは十数種類だけで、その中でも当商品に使用されている"黒翼刺多蟻"は一番の栄養宝庫と言われています。
人体に不可欠は8種類の必須アミノ酸、蛋白質、ビタミンB1・B2・B12・E、
微量元素としては、ミネラル・カルシウム、リン、鉄、セレン、
亜鉛(特に多く含まれている)酵素、その他の成分が含まれています。
最近の研究では【グレートアント】には20数種類の遊離アミノ酸、微量元素及び草体蟻フェノール等、体に有益な物質が豊富に含まれていることが明かにされています。それらは人体の免疫力を高め、人間の基礎体力(固本)を強化し、あらゆる疾病や細菌の侵入から身を守る働きをします。さらに「補腎活血」(人間のエネルギーの源を貯蔵する内臓器官をサポートし、そのエネルギーとパワーがスムーズな血液の流れにのって、全身にくまなく運ばれていく)作用があります。男性と女性の能力を高め、抗老衰、人間が本来持つ体力を増強していきます。髪の毛はクログロ、ふさふさとなり、人体の陰陽のバランスを整えるとともに「陽」を盛んにし、青春の活力がよみがえります。
【グレートアント】はまた、身体の慢性的な疾患に対しておしなべて良好な治癒作用を持っいます。気管、肝炎、肺病、消化器系統の疾患、また不眠症、高血圧、神経衰弱、食欲不振、更年期障害、婦人病、男性の早漏やインポテンツにも有効です。ガンや腫瘍などの予防効果も認められています。
「行気活血」、人体の正常な活動をつかさどる要素である「気」と「血」のめぐりを活発にし、血液循環を促進します。
いつまでも健康で病気知らずの人生、充実した長生き人生を送ってください。
副作用はなく、老若男女どなたにもご使用いただけます。」
けっこうおもしろかったんで、長々引用してしまいました。

途中、蟻がいかに力もちか、って内容がありますよね。でも冷静に考えたら「だから何だ?」ってことだと思うんですよ。
だって、そうでしょ。力が強い動物の肉を食べたら力が強くなるの?
それって魔術的というか未開的な思考スタイルじゃないですか?
王様が死ぬと次代の王様が先代の肉を喰らってその権能を継承するっていうね。
カニバリズムの思考ですよ。

そういえば話はちょっとずれるけど、佐川君って覚えてます?
フランス留学中、現地の女の子を殺して肉食っちゃったっていう。
唐十郎が「佐川君からの手紙」って本書いて。
彼なんかも、あれだな、フランス人の女の子の肉を食らうと、その美しさや知性がダイレクトに身につくんだって考えてたみたいですよね。

・・・ええと、閑話休題。

で、このグレートアント、いつものように試してみました。

体験談

今回は、ソープ。
「アラビアンナイト」という名古屋は中村区という○○組の本部があるナイス立地の大衆店です。
http://www.soaparabian.com/top.php
この辺りのソープで働く女の子はまさに玉石混交。
とりあえずゆかちゃん21歳を指名して、プレイルームへ。

ゆかちゃんはいたって「普通」。
普通によくいる風俗嬢の女の子でした。
ルックスもテクニックも普通。
それ以上でも以下でもない、というと、なんか妙なニュアンスになりますが、風俗の場合、がっくりこなきゃ、ま、成功なんですよ。
そういった意味では成功でした。

ええとグレートアントの威力はどうかというと、ええとどうかなあ。
なんかピンとこないというか。
さっぱりでしたと言い切るには、多少のもやもやはあったんですけど、ううん、やっぱり単一成分の精力剤はリスクが大きいかな。

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